最終更新日 2000年10月20日

10/20王国ニュースフラッシュ
昨日の大山はストーブが欲しくなる程冷え込みました。山頂付近では霜が降りたそうです。 

項目1 県西部地震 旅館やホテル 予約キャンセル続出 風評被害11億円 県内 5万人以上の宿泊など
項目2 県西部地震 被災者の心のケア支援へ 鳥大医学部が西部地震精神科ネット結成 助言や医師派遣
項目3 県西部地震 東大、鳥大.島大など共同研究 地震計2200個、余震を観測 震源メカニズム解明へ
項目4 部落解放研究全国集会2日目 差別撤廃の法整備を論議 立法、司法など分科会開く 米子
項目5 鳥取県、技術移転を促進 中小の新分野進出支援 実用化近い研究成果 今年度分の3件決定



大山の望遠写真です。遠くから見ても秋を感じさせるようになりました。
大山は王国のどのエリアからも見ることができます。地域の景色の主役です。
この主役。あたりまえ過ぎて、見落としがちですが、この景色はかけがえのない財産であり・・・“時の遺産”であるようです。
昨日の蕎麦のコメントで倉本聰氏のメッセージをご紹介しましたが、今日の写真を見ていたら、彼が2ヶ月前にある雑誌に寄稿されていた「時の遺産」という短文を思い出しました。 大変気になったのでファイルしていたのですが、いい機会ですのでご紹介します。言葉一つ一つに深いものを感じてしまいます。(今回の地震の被害を見るにつけ、より強烈なメッセージを感じさせられます・・・)

時の遺産    (倉本聰)

景色というものは時の遺産である。
と僕は思う。
人は風景を空間軸の中のみ捉え、あちこちに旅して景色を愛(め)でるが、
時間軸の中では仲仲捉えない。
 今日限りなく平和な流れが、明日には激流に変化する。
今日とうとうと流れていた大河が、明日は干上がり砂漠の中に消える。
そうしてそれがいくつもの文明を、育て、滅ぼし常に動いてきた。
我々の見ている絶景というものはそうした長い時間軸の中での、自然の一瞬の造形である気がする。
気がすればこそ僕らはそうした絶景を、心に強烈に灼きつけたのだ。
 まして今。
自然が自然の変動によって、いわば神の業によってのみ造り上げてきた造形に、ヒトが利という醜悪なセンスで、理不尽に、傲慢に手を加える時代。
僕らは一体どうすれば良いのか。
川をこわしたもの。
海を汚したもの。
山を乱したもの。
時という偉大な神の遺産に、恐れ気もなく手を加えたもの。
君たちはきっと裁かれるだろう。
今は利を得て得々としているが、程なく裁かれるだろう。
その時を怯(おび)えて待ち給え。

項目6 島根・東出雲町に県内最大級の商業施設 2002年開業予定 核店舗に ホームセンターのコーナン
項目7 9月の百貨店売上高 7ヶ月連続前年割れ 山陰 高島屋は5.1%、天満屋は3.3%減

関連ページ(1) 日本海新聞(主に鳥取県情報) 
関連ページ(2) 山陰中央新報 
関連ページ(3) 朝日新聞 鳥取版 
掲載担当者 王国情報局 

 


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